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2014年5月22日木曜日

年末年始旅行(2013~2014年)(26)鹿児島軌道・鹿児島市電編その1

(○:出発点、☆:目的地)

1/4になりました。この日はまず鹿児島市電の前面眺望をとることを目的とします。

高見馬場電停からまず、鹿児島駅前電停に向かいました。鹿児島駅前電停から谷山電停までの前面眺望を撮ろうとしましたが、うまくいかないので、後面眺望に切り替えます。

谷山電停に到着しました。ここから改めて後面眺望を撮ります。

谷山電停を出発しました。谷山~(交通局前経由)~鹿児島駅前~(交通局前経由)~谷山の1系統往復から始めます。

谷山電停から涙橋電停までは新設軌道いわゆる専用軌道が続きます。

交通局前電停から武之橋電停の間には鹿児島市電の車庫(右側)があります。たくさんの電車が留置されていました。なお、鹿児島市電の併用軌道は芝生軌道となっています。

高見馬場まで戻ってきました。天文館通電停を経由し、鹿児島駅前電停まで戻ります。

鹿児島駅前電停に戻りました。再び谷山電停に向かい、後面眺望撮影を続けます。

鹿児島の繁華街である天文館通電停です。このまま谷山電停まで進みます。

谷山電停に到着し、1系統の撮影が終わったので、郡元電停に向かい、2系統の撮影をしようと思いますが、その前に二軒茶屋に立ち寄りました。
二軒茶屋に到着すると、奥にあるJR指宿枕崎線(以下、JR線)に以前なかった踏切が設置されていました。しかも、自動踏切警報機と自動遮断機付きです。また、手前の鹿児島市電の踏切にも自動踏切警報機と自動遮断機が追加されていました。
この2つの踏切は2010年3月18日より使用されたとのことです。

 (2007年10月27日、二軒茶屋電停にて撮影)
こちらは2つの踏切が設置される前の状況です。JR線には踏切はなく、鹿児島市電には踏切があるように見えますが、鹿児島市交通局が設置したものではありません。このため、自動踏切警報機と自動遮断機がありませんでした。なお、JR線と鹿児島市電と平面交差するこの道路は私道(生活道路)だったとのことです。

(2003年9月20日、二軒茶屋電停にて撮影)
JR線側の状況が上の写真ですが、柵で完全に閉鎖されていません。このような鉄道事業者が踏切として設定していない線路を付近住民が勝手に線路を渡る場所のことを「勝手踏切」といいます。この二軒茶屋の勝手踏切については「写真雑記その13~渡らないべきか?注意して渡るべきか?」で記述しています。
このときはJR線の向こう側の日之出町の住民が利便性を考え、危険であるが、勝手踏切として利用しているのでないかと述べました。しかし、JR九州はなぜ閉鎖しないのだろうとも述べていました。

(2007年10月27日、二軒茶屋にて撮影)
色々とググってみると、日之出町町内会では1970年代後半からこの危険な状況を解消するため、国鉄・JRと鹿児島市に陳情を続けていました。しかしながら、なかなか具体化には至っていませんでした。
その理由として、踏切は基本的には認められていないからです。「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」の第39条には「鉄道は、道路(一般公衆の用に供する道をいう。以下同じ。)と平面交差してはならない。」という文言があります。ただし、「新幹線又は新幹線に準ずる速度で運転する鉄道以外の鉄道であって、鉄道及びこれと交差する道路の交通量が少ない場合又は地形上等の理由によりやむを得ない場合は、この限りでない。」とあり、新幹線ほど高速に運転しない鉄道でやむを得ないところでは踏切が認められるとのことです。
そして、そのやむを得ない場合に第40条「踏切道は、踏切道を通行する人及び自動車等(以下「踏切道通行人等」という。)の安全かつ円滑な通行に配慮したものであり、かつ、第62条の踏切保安設備を設けたものでなければならない。」及び第62条「踏切道通行人等及び列車等の運転の安全が図られるよう、踏切道通行人等に列車等の接近を知らせること(しゅらく注:警報機の設置)ができ、かつ、踏切道の通行を遮断すること(しゅらく注:遮断機の設置)ができるものでなければならない。(後略)」に従うことになります。
このため、踏切の解消につながる立体交差事業や踏切の統廃合の場合には許可されることが多いようですが、新たな踏切の設置が許可されることは難しいとのことです。
しかし、2007年7月に3度目の死亡事故があり、それを受け、2007年11月に日之出町町内会の陳情が行われました。そして、鹿児島市が生活道路であった私道を鹿児島市道とし、JR九州及び鹿児島市交通局と協議した上で、2010年3月18日に踏切が設置するに至りました。
二軒茶屋は無事に踏切が設置されましたが、日本には「勝手踏切」が多数あり、JR奈良線でも「勝手踏切」による事故が多発し、こちらは「勝手踏切」を廃止し、完全に閉鎖するようです。


さて、郡元電停に戻りました。ここから2系統の鹿児島中央駅前経由の鹿児島駅前行きに乗車します。なお、写真では9501形ですが、乗車したのはユートラムです。

郡元電停を出発しました。ここから併用軌道に沿って鹿児島中央駅前電停を経由し、鹿児島駅前電停に向かいます。

鹿児島中央駅前電停に到着し、出発しました。この鹿児島中央駅は九州新幹線も来ている鹿児島の玄関駅です。

しばらく進むと、鹿児島中央駅にある観覧車が見えてきます。

市役所前電停付近です。郡元に向かう2系統の電車と鹿児島駅前に向かう1系統の電車が見えています。

鹿児島駅前電停に到着し、再び郡元電停に向かい、後面眺望を撮影しましたが、唐湊電停でバッテリーがあがりました。表示では余裕があったのですが、いきなり止まりました。
次の予定により時間がないので、仕方なく次の工学部前電停で降り、鹿児島中央駅前電停まで鹿児島市電に乗車します。
レンタカーを借り、桜島ドライブに向かいます。

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